自然と共存することを選んだ、北方の極寒の地の村出身。
その土地の人間は文明はやや遅れ気味である代わりに、魔法への適正を見せる。
その中でもウシャンカは極めて高い力を見せ、周囲から浮いてしまう。
孤独に陥っていたところを、教会にスカウトされ、アルカナを与えられて秘蹟者になる。
教会での生活は、欲しいものを何でも与えて貰えたが、孤独感だけは埋まらなかった。
弟(シャプカ)は自信をもてず、引っ込み思案。いつも姉のコートを掴んで後ろで震えている。
姉(ウシャンカ)は自信家で、わがまま。自分の思い通りにいかないと癇癪を起こす。
弟がためらいがちに静止するのを聞かず、姉がわがままな行動を取るのが基本だが、
実は実際の姉の性格は弟と同じ。弟を前にすることで理想の自分を演じている。
アルカナは「恋人」。姿見に宿り、その能力は「鏡像」。
マナを材料に、鏡に映ったモノを、生物無生物問わずにコピーする。
コピーされたモノは基本的に元と同じだが、多少の変化が生じる。
物体だったらパーツが歪んでいたり、生物だったら精神などの内面も違ったりする。