古代魔法文明と呼ばれる時代に造られた兵器。
起動したものを主人とするように設定されており、アルカナを回収するように命じられる。
本人に逆らう意志はないが、主人に色々と不満も感じているようだ。
アルカナを動力としており、秘蹟者ではないが神秘の力を使うことが出来る。
元々は、闇の神の残した強力な魔獣を倒すべく、星・太陽の2体と共に生み出された。
しかし、魔獣が別の要因で倒されてしまったため、出番なく封印されることになる。
百年程の眠りの中で、星・太陽は消失したが、彼女だけは学園の地下に眠り続けていた。
一見物腰穏やかで、言葉遣いも丁寧なのだが、節々に毒舌が混じる腹黒メイド。
アルカナは「月」。人形に宿り、その力は「幻想」。
マナによって、五感に偽りの姿を感知させることが出来る。
例えば透明になったり、空間に虚像を造ったりするなど。
一応、視覚以外にも対応できるが、あまりその使い方はしていない。